【カリンとマルメロの品種一覧】

イギリスのカリンの種類  カリンの品種一覧Medlar  Mespilus germanica  Varieties

セイヨウカリン(メドラー)
画像はwikipediaより拝借しました。
南西アジアまたは南東ヨーロッパ原産の落葉性低木で、果樹として利用されます。果実酒やジャムに利用されます。
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  • Bredase Reus・・・ 自家受粉します。オランダ原産。
  • Iranian Medlar・・・  Late イギリスが生み出した高品質で生食に適したかりん。自家受粉します。
  • Large Dutch・・・  Late  大実で調理に優れますが、生食はプアーな食感です。オランダ原産。
  • Macrocarpa・・・  Late  自家受粉します。オランダ原産。
  • Nottingham・・・  Late   イギリスでベストなかりんと知られています。よい風味で熟すと裂果して日持ちしません。イギリス原産。
  • Royal Medlar・・・  Late  自家受粉します。オランダ原産。
  • Westerveld・・・  Late  自家受粉します。オランダ原産。

 イギリスのマルメロの品種一覧Quince  Cydonia oblonga  

  • Agvambari・・・小さな楕円形。よい品質のマルメロを生産し頼りになる品種。自家受粉する。トルコ原産。
  • Champion・・・  Mid-season 自家受粉する。
  • Ekmek・・・とてもよい品質の大きく形の整ったマルメロを生産します。自家受粉する。トルコ原産。
  • Iranian Quince・・・  Mid-season アメリカからイギリスに紹介されたマルメロ。甘くてすばらしい味わい。調理しても荷崩れしない。自家受粉する。イラン産。
  • Isfahan  Mid-season・・・イスファハンは古代都市から名づけられた。高品質なマルメロ。時間受粉する。イラン産。
  • Meeches Prolific・・・  Mid-season 洋ナシ形の整った信頼できる生産性。ジェリーづくりに素晴らしい。アメリカ原産。
  • Portugal・・・  Mid-season 自家受粉する。
  • Seibosa・・・  Mid-season 自家受粉する。セルビア原産。
  • Shams ・・・ Mid-season 自家受粉する。イラン原産。
  • Sobu・・・高品質で信頼できる生産性のマルメロ。とても大きく洋ナシ型をしています。トルコ原産。
  • Vranja・・・  Mid-season イギリスでもっとも有名な品種。人目を引き付ける大きくて洋ナシ型のマルメロ。生産性は軽い。セルビア原産。

日本のカリン・マルメロについて Japanese Medlar and Quince

マルメロのことを西洋カリンという人もいますが、マルメロはマルメロ族でカリンではありません。カリンとマルメロの産地である長野県に行ってみると、カリンにも複数の品種、果実の大きな品種があるように思いました。

カリン栽培のメリットについて

カリンは栽培容易ですが、病害虫のオンパレードですので、皮を利用するなら農薬の使用または袋掛けが必須です。カリン酒は渋みが強く、漬けてから2年目の冬でもまだ渋みが少々残っているようであり、3年目あたりにやっとまろやかになるのではないかと思います。カリン酒は風味に特徴なく平凡な果実酒であり栽培のメリットは漢方薬のような民間療法の効果を信じるかどうかで決まってくることでしょう。

コメント

時間があればもっとカリンの性質と海外での使われ方について調べてみたいと思います。

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