【熱帯果樹トロピカルフルーツの種類】

熱帯果樹トロピカルフルーツ品種一覧リストです。熱帯果樹の栽培は費用がかかるため、趣味栽培ではちょっとしたステイタスにもなっています。

熱帯果樹の種類 熱帯果樹の品種一覧 


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最終更新2017年10月

トロピカルフルーツ57種

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  • アケビバナナ
    アケビバナナ
    樹高1m-1.5mの果皮ピンク色のミニバナナ。
  • アサイー・・・ヤシ科。果実の外見はブルーベリーに似る。ブルーベリーの18倍のポリフェノールがあります。鉄分はレバーの3倍です。ジュースやサラダに利用されます。ブラジル・アマゾン原産。
  • アセロラ
    アセロラ
    キントラノオ科。果実はサクランボ型で果肉は赤く酸味がありビタミンCをたくさん含みます。生食のほかジャムや健康飲料に加工されます。姫桜桃は矮性種で樹高1m。ハワイ種は沖縄在来種よりも甘味強く酸味少なく樹高3m。熱帯アメリカ原産。Acerora.
  • アテモヤ
    アテモヤ
    バンレイシ科。果実の表面はでこぼこしており、果肉は甘味のほか酸味と芳香をもつ。シャカトウとチェリモヤを交配させて誕生した品種で栽培が難しく高級品とされます。アメリカンプライドは糖度22-25度でクリーミーでほどよい酸味あり300g-400g。ジェフナーは糖度22-25度で甘く450g-最大1kgで早生の豊産性。
  • アボカド
    アボカド
    クスノキ科。果実は生食され、脂肪を多く含み森のバターと呼ばれます。ビタミンEを多く含みます。サラダやサンドウィッチ、ハンバーガー、巻き寿司に利用されます。メキシコと中央アメリカ原産。ハスは200g-340gで香川県、日本の主力品種晩生です。メキシコーラは耐寒性-六度まであり100gの小玉の早生です。ピンカートンは脂肪が多く濃厚で300g-500gです。フェルテは200g-500gで種子小さく開張性の低木で中晩生です。ベーコンは300gの中生でハスより旨いそうです。モンローは500g-900gの大サイズで豊産性で中生で耐寒性は0度です。エッティンガーは300g-400gで-4度まで耐え中生です。いずれも国華園のカタログに掲載されていました。
  • アメイシャ
    アメイシャ
  • アメダマノキ
    アメダマノキ
    トウダイグサ科。星型の小さな黄緑色の果実を房状につけます。酸味強く渋みがあります。ピクルスや砂糖漬けにしたり、薬用にします。インド原産。Stargooseberry.
  • インドナツメ
    インドナツメ
    クロウメモドキ科。2cmから5cmの黄緑色の果実で甘酸っぱい味がします。種子は薬用とされます。インド原産。
  • カカオ(ココア)
    カカオ(ココア)の木
    アオギリ科。果実は30cmで木の幹に果実が実ります。乾燥した種子は芳香が出ます。中南米原産。
  • カニステル
    カニステル
    アカテツ科。果実は黄~オレンジの卵系や紡錘形をしていて果肉はカボチャ色で粉質と粘質でカロチンが多く含まれます。3~4日追熟して食べます。メキシコ南部原産。
  • カリッサ属
    カリッサ
    キョウチクトウ科。果実は2~3cmの黒い球形で果肉は赤黒い。改良品種は甘酸調和、原種は渋みあり。カレーや菓子に使われます。果実は2cm~3cm。インド、スリランカ原産。
  • ガンダリア(Bouea macrophylla, Plum mango, Bouea gandaria)
    ガンダリア(kundang)

    ウルシ科。別名プラムマンゴー、アカタネノキ。果実は果皮黄色で4~5cmの球形、果肉は黄~オレンジ色で多汁で甘酸が調和しています。生食のほか、ジャムやジュースにします。酸味もあります。マレー半島・スマトラ島原産。有毒植物です。
  • ギュウシンリ(カスタードアップル)
    ギュウシンリ
    バンンレイシ科バンレイシ族の果樹。西インド諸島と中央アメリカ原産。
  • グァバ
    グァバ
    ・・・フトモモ科。果実は球形から洋ナシ形で強い香りがあり甘味酸味がありビタミンCが多く含まれ生食のほかジュースやゼリーにもします。熱帯アメリカ原産。香り甘くておいしい。グァバは果皮白く白実で香りが格段によく四季なり性で300g-600gで冬季の果実が最も大きい。パープルグァバは果肉果皮ともにピンク色で200g。いずれも日本国内で入手可能。
  • ケガキ
    ケガキ
    カキノキ科。果実は黄~赤い色の玉のような果実で甘味と香気があります。中に大きな種子があります。フィリピン原産。
  • コーネリアンチェリー
  • コーヒー
    コーヒーの木
    コーヒーの種子を炒ったものがコーヒーです。アラビカ種はエチオピア原産。
  • ココヤシ
    ココヤシの木
    ヤシ科。ココナッツ。胚乳はココナッツウォーターとして飲まれます。オイルや果肉は菓子やカレーなどの料理に使われます。メラネシア諸島原産。
  • コショウ
    コショウの木
    おそらく日本の南方でも生産可能と思われる。
  • サポジラ
    サポジラの木
    アカテツ科。卵型の果実は渋みがありますが、追熟すると甘味強く生食や菓子に利用できます。チューインガムの原料。中南米~カリブ海島嶼部原産。
  • サラッカヤシ
    サラッカヤシ
    ヤシ科。果皮は赤~茶色で5~8cm。熟すと独特の刺激臭があり、渋みがあるが完熟すると多汁質となり甘味と酸味が調和します。うろこ状に見える果皮からスネークフルーツともいいます。ジャワ島原産。
  • ジャボチカバ
    ジャボチカバ
    稀有な姿に日本で注目を浴びる果物。アッスーはピンポン玉サイズで豊産性です。ビッグワンは五百円玉サイズで糖度16度でコクがあるそうです。
  • スターアップル
    スターアップル
    アカテツ科。果実は5~10cmの球形です。果皮は緑または紫色です。果実は肉質で柔らかく、未熟果は白い乳液を含んでいます。種子を包んでいる半透明のゼラチン質の部分を食します。完熟したものを食用とします。
  • サントール
    サントール
    センダン科。丸いボールのような果実の果皮薄く甘味強い品種と酸味が強い品種があります。インドシナ半島からマレーシア原産。
  • スターフルーツ
    スターフルーツ
    カタバミ科。果実は長さ10~15cmほどで断面が星形をしています。肉質は多汁で甘味の強い系統と酸味の強い系統があり生食のほか、ジュースやピクルスに加工されます。マレー・モルッカ諸島原産。紅蜜は糖度12度でスターフルーツの中でも甘く大実で食べごたえがあり美味。
  • ストロベリーグァバ・・・香りが強い果実です。侵略的外来植物に指定されています。
  • セレージャ・・・ブラジル原産でサクランボに似た果実をつける。赤紫色に着色し甘酸っぱくてジューシー。樹形は美しく1粒5g-10g。見た目もかわいい。
  • タマリロ・・・ナス科の小木で、別名ツリートマト。果実は2cm~8cmで、果皮は赤色、果肉はオレンジ色。パッションフルーツとキウイとトマトの中間のぴりっとした味といわれます。生食のほか、サラダや煮込み料理に利用され、オーストラリアやニュージーランドでも栽培されます。南米原産。
  • タマリンド・・・マメ科。果実はさや状で褐色、長さ7cm~20cmに湾曲しています。果肉は酸と問う含有量が高く腐敗しにくく圧縮して固めると長期間保存することができます。ジュースやジャムに加工されます。カレーなどの調味料としても用いられます。あらゆる部位に薬用効果があります。東アフリカ原産。
  • チェリモヤ
    チェリモヤ
    バンレイシ科。果実は10~20cmの黄緑色で重さは200g~1kgで果皮はうろこ状です。果肉は白いクリーム状で芳香があり、ほどよい酸味のある甘い味がします。ペルー、エクアドル原産。エルバンポはなめらかでクリーミーで中玉。フィノデフェテはスペインの代表品種でアイスクリームのように甘くクリーミーで豊産性で250g。
  • トゲバンレイシ・・・バンレイシ科。果実は緑色のトゲトゲでラグビーボールのような大きさです。表面には悪臭があります。果肉は多汁で繊維が多く含まれています。完熟前の果実はマンゴーやパイナップルに似た風味があり、適度な酸味があります。果実は刻んで砂糖などとともに生食されるほか、ジャムやサラダに利用されます。果汁はビタミンB、ビタミンCを多く含み、発酵飲料も作られます。西インド諸島、熱帯アメリカ原産。
  • ドリアン・・・パンヤ科。果物の王。独特な強烈なにおいがあります。果実はバスケットボール大で重さ1kg~3kgになります。種子のまわりの種衣の部分を食べます。ボルネオ、西部マレーシア原産。
  • ナツメヤシ
  • ノニ

  • パイナップル・・・果実は甘味と芳香がありタンパク質分解酵素を含みます。ブラジル原産。
  • バナナ・・・収穫後は果実を切り倒し、根本の吸芽を育てます。マレー半島原産。ドワーフモンキーバナナは樹高1m。三尺バナナは樹高3mほどです。アケビバナナは樹高1m-1.5mほどになります。
  • バニラ・・・2015年あたりから宮崎県で柑橘類に置き換わる品種として生産がはじまった。
  • パパイヤ・・・チチウリノキ科。果実はタンパク質分解酵素パパインを含み、消化を助けます。条件がよければ種まきから6か月後に花をつけます。気温10度から12度まで耐えられます。根腐れしやすいそうです。中央アメリカ原産。
  • パラミツ(ジャックフルーツ)・・・クワ科。果実は全長20~80cm、果径15~30cmで重さは30kgに達するものもあります。若い果実は生食または調理に用いられ、塩漬けや砂糖漬け、乾果として利用されます。種子はでんぷん質で煮たり焼いたりして食べます。生食できる部分は種子を包んでいる種衣の部分です。
  • パンノキ(ブレッドフルーツ)・・・果実や種子を蒸し焼きにしたり煮たり焼いたりして食べます。ポリネシア原産。
  • バンレイシ(シャカトウ、シュガーアップル)・・・バンレイシ科。でこぼこした緑の果実。果肉は白で強い甘みと香りがあります。糖度高くビタミンも多く生食のほか加工もされます。シャカトウとチェリモアは近縁種でこれらの雑種がアテモヤと呼ばれます。西インド諸島原産。
  • ピーナッツバターフルーツ
  • ピタヤ(ドラゴンフルーツ)・・・ピンクの果実に果肉は白色で種子はゴマのようです。糖度は高いもので15度くらいです。花は夜に咲き一晩でしぼんでしまいます。メキシコ~中米太平洋岸原産。
  • ピタンガ・・・別名タチバナアテグ。フトモモ科。2.5cmくらいの果実は熟すと赤くなり果汁多く柔らかく甘く独特の風味がある。生食のほかジャムやゼリーにします。ブラジル原産。
  • ビリバ(伯爵夫人の果物)
  • フェイジョア
  • ポポー
  • ホワイトサポテ・・・ミカン科。果実7~10cmの球形で熟すと黄緑色になります。果肉は淡黄色で緻密、極めて甘く渋み僅か。熱帯の高地が栽培に適している。乾燥に強い。メキシコ原産。
  • マレーローズアップル・・・フトモモ科。別名マレイフトモモ。香強く多汁で高品質。花も美しく鑑賞樹になる。熱帯の低地の高温湿潤が適する。果実は甘味が淡泊で熟すと多汁で緻密でりんごの風味があります。生食のほか、ジャムや砂糖漬けにされます。薬用としても用いられます。マラッカ諸島、マレー群島原産。
  • マンゴー・・・ウルシ科。果肉は甘く多汁で風味がよい。インド東北部~ミャンマー東北部原産。ロジゴオールドはシルクのような果肉で香りがよく鉢植えに適する。アンダーソン白いブルームに覆われており糖度15-16度で豊産性で食味極上。ルビーはきれいな赤色の果皮で糖度20度以上になる甘さで豊産性だが250gと小ぶり。
  • マンゴスチン・・・オトギリソウ科。高温湿潤が適する。果実は3~8cmの赤紫色の球形。果肉は白く柔らかく糖度16-20度。酸味も中で味は上品。厚い果皮に薬効成分がある。マレー半島原産。
  • ミラクルフルーツ
  • ライチ(レイシ)・・・ムクロジ科。果実は2~3cmの赤くうろこ状の果皮。果肉は半透明で多汁で甘味が強く香りもよい。生食のほか、缶詰やドライフルーツに利用されます。中国南部原産。佐多レイシは島津藩佐多薬草園由来の糖度20度以上になる品種で香りもよく豊産性です。妃子笑(ひししょう)はグリーンライチで種が小さく可食部が多いです。
  • ランサ・・・センダン科。ランゴン、ココサン、ランゾネスなどと呼ばれます。果実は3~5cmの黄色い球形。多汁で肉質はしまり甘い。砂糖漬けにもされます。マレー半島からカリマンタン西部にかけての熱帯原産。
  • ランブータン・・・ムクロジ科。果実は赤くトゲトゲで果皮は手でむきやすい、果肉は半透明の白で肉質は柔らかく多汁で甘味が強い。生食のほか、缶詰や果皮や種子は薬用にされます。マレー半島原産。
  • 龍眼(リューガン、ロンガン)・・・ムクロジ科。果実は2.5cmほどの黄色の球形で種子は1個です。果肉は半透明で多汁で甘味が強いです。果実は生食のほか、乾燥させて調味料や漢方薬に使われます。色を鮮やかにするため硫黄燻蒸が行われることがあります。インド~中国南部原産。
  • レンブ(ローズアップル)・・・フトモモ科。果実は3~10cmのピーマンのような形で熟すと赤色になります。果肉は海綿状で淡泊ですが酸味と香りがあります。生食のほか、塩水漬けや砂糖漬けに利用されます。葉を傷つけると芳香がします。マレー半島、アンダマン諸島原産。
  • ワンピ
日本国内で熱帯果樹を栽培することは一見困難そうに思えますが、設備があればだれでも栽培できます。しかし果実をならせるにはそれなりの高温と日照が必要です。ハウス栽培の片手間に、あるいは年中エアコンを入れっぱなしのお部屋で栽培可能です。あるいは夏季だけの観賞用として、栽培してみてはいかがでしょうか?

熱帯果樹の栽培おすすめ書籍

参考・引用元

  • 香川大学
  • wikipedia
  • 商品説明
画像はクリエイティブコモンズのライセンスに基づき掲載しています。

更新情報

  • 2017年10月25日 スターフルーツまで写真を掲載しました。

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